仲介業者にはコンサルティング能力が必須

買取再販営業の日々

こんにちわ伯です。不動産買取営業してます。いわゆる買取屋です。買い取ったものに付加価値つけて売ったり、たまにそのまま売ったりで利益出して生計立ててます。

結論はタイトル通りですが、結局は人間同士のやりとりです。その人のことを思って紹介したほうが成約率は高まります。

本日はいつも買取屋が思っていることをブログで書き記します。共感してもらえると思います。

買取業者への紹介が雑。

これは買取屋あるあるだと思いますね、とにかく仲介からの紹介が雑。一斉メールなどで、ひっかかった客に当て込んでいくはめ込み型営業。

多分に偏見を含んでいますが、紹介されている側はそう感じています。その物件ってほんとに俺の希望条件と合ってる?って。ひどいときは物件紹介をもらって電話や連絡をしても連絡が取れないときや、メールで断りの返信を入れても何も返してこないときなんてのはザラです。

正直ぶっ〇したくなります。

お前らエンド客にもその対応するのか?と、業者に全部不利な条件を被せようとしてくんなと。

すいません。取り乱しました。でもこれは結構本音です。

※仲介もやっていた私だから言えますが、正直、業者には全部不利な条件飲ましちゃえという精神でやっているときもありました。今では反省です。

仲介に問いたい、自分ならば買うのか?再販できるのか?と

仲介業者はそのエリアを知り尽くしたプロです。この物件を業者に買わせて、再販できるかできないかなんてのはだいたい想像ついてます。我々、買取屋はこういう思惑を持っている仲介からは購入を避けるのがキモです。

仲介の気持ちもわかる。※売らないと、買わせないと手数料にならないから。

でもね、この業界でずっと長く付き合い続けるのはエンドの一般客ではないと思うんですよ。我々宅建業者であり、買取屋は事業をしている限り、ずっと付き合いは続いていきます。思うにその人のことを思って紹介しているかどうかだと思いますね。

人として関係性を築けていれば高くても買うときあるよ。

買取屋だって人間です。自分の求めている条件から少しずれていたとしても、助ける精神で高買いをしてしまうときも多分にあります。

その最たる例が自社の代表がわけわかんない物件を知り合いの業者から鬼の高買いをしてくる

パターン

これはマジ従業員としてはやっかい極まりないからやめてほしい。そのうえ、売れないから売ってこいとかいう能無し社長のパターンだと最悪極まりない。・・・・

話が逸れましたが、人としての関係性が大事だということです。それさえ築けていれば、変な買い方や買わせ方はしないはず。

誰だって自分の親には変な物件買わせないでしょ?

本質はその人を思い、ちゃんとその人が求めている条件に当てはめて紹介することだと思います。ノートなどに各々の買取業者の好き嫌いをメモしておくぐらいでよいでしょう。買取業者だって自分のとこで買い取って再販しなければ売り上げが立ちません。すなわち、エンドより、購入機会が圧倒的に多いということです。したがって、誠実に紹介してくれる人からはいずれ買います。

業務委託もらっている仲介業者は割と多い。

これは仲介あるあるですね、相場通りに自社に卸してもらう見返りとして手数料以外のお金を渡すことなんてザラです。

こういう付き合いはあって当然だと思いますし、別に不動産業界だけでなく、他の業界も当たり前にあることですよね。※形を変えてると思いますが、接待などがいい例ですね。

お金を余分に渡すなんて、邪道だーと思いますか?

私はそうは思いません。なぜなら、人間関係だけでは限界があるからです。お金を渡して、こちらの利益になるならそれもオーケーです。思うに日本人はお金というものに対してネガティブなイメージを持ちすぎですね。今の時代、どの業界もライバルがいます。

そういうライバルを出し抜くインセンティブとしてのお金の支払いはあって当たり前です。もちつもたれつです。こういう話をすると売主に失礼だというバカがいますが、断言します。

その売主も仲介の担当がいい人だからって、自分の物件を安売りしたりはしないはずです。損したくない、高く買ってくれるとこで、売りたいと絶対に思っているはずです。いい人だからなんていう目に見えない数値というのは最後の売却意思を固めるための一つのファクターでしかないのです。

言いたいことはわかりますね?人付き合いというのはそういうものです。

私はこれからもバンバン買って、バンバン売ります。世の中の仲介業者様、なにとぞ、買取業者たちに慈悲の心を。私たちは日々戦争です。これからもよろしくお願い致します。

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