こんにちわ、不動産買取再販営業マン伯です。
さて、投資家のみなさんなら絶対に自分が良いと思った物件は
手中に収めたいと思うことでしょう。
しかし、良い物件というのは他の人にとっても良い物件。
そうそう簡単に仕入れられるものではございません。
私たち業者は、そんないい物件を手中に納めるために日夜色々な情報ルートを開拓し、深堀しています。
皆様にとっていい物件とはどんな定義なのでしょうか?
不動産というのは唯一つとして同じものはありません。
今の時代だとどうでしょうか?
都内、都心5区築10年以内、RCオールレジ、満室、土地は30坪以上で利回り10%以上なら
見なくとも買いたいそんなところでしょうか?
仮にこういう物件が紹介されたとして、そういう時にどういう態度を仲介に取れば良いのか、どういう条件で契約すればよいのか、今日はそんなところを考えながら話していきたいと思います。
まず、不動産取引で一番大事なのはお互いがウィンウィンになること。
このポイントを抑えられれば不動産取引においての交渉はイニシアチブを握れます。
どんな物件でさえもです。
一般的に
売主は→高く売りたい。
買主は→安く買いたい。
仲介業者→とにかく成約したい。※お金にしたい。
こんな心理があります。
お互いがウィンウィンにするとはどういうことか?
売主は高く売れたと思わせ、買主は安く買えたと思わす。
この気持ちを満たすことができれば後日多少トラブルがあっても問題ございません。
なんたってじぶんは得して売ってる※買ってるのだからという心理があるからです。
ポイントは3つございます。
1つ目は
交渉時、必ず通したい条件はあらかじめ話しておく。
これはどういうことか?
例えば、同僚、友人、合コン
なんでもいいですが、飲み会があったとします。
とりあえず参加のつもりで行ったはずが、会計時に自分が思ってた以上の
金額を請求された。
割り勘だと思ったのに友人たちがつぶれて自分が立て替えるハメになった。
など、自分の予想以外の事で、しかもおカネにまつわることだと
それまで楽しい気分だった飲み会が一気にテンションが下がるなんて
経験は誰もが一度はしたことがあるのではないでしょうか?
これはそのまんま不動産取引にもあてはまります。
物件瑕疵にまつわることや、金額交渉などは交渉の最終局面でやると
かなり難航します。
こういうのはあらかじめこの条件です。
ってな風に言っといたほうがあとあと良いです。
今までお互いにたまっていた不満が爆発する着火剤になる可能性があるので。
2つ目
とにかくスピード。レスポンス
これは基本ですが、いい物件があると思ったら間髪入れずに買付を入れるぐらいの
スピード感でその日のうちに元付けにアポイントを取り、交渉を詰めてしまうぐらいの
気概とフットワークが必要です。
言わずもがな、夕方になるまで連絡が取りにくい買主や、
小言が多い買主なんかよりも、
とにかくレスポンス早く、すぐ連絡が取れる
クセがあまりない人を優先したいと思うのです。
3つ目
伝家の宝刀、担当者ボーナス。
これは当たり前ですが、人間として生きている以上、自分にメリットが
あればそちらを優先したいと思うはずです。
その欲求を満たすのが金です。
金の力なのです。
この世の中で正々堂々と信頼関係だけで、良い物件を卸してくれる人なんでまず
いません。
その人に義理も人情も持ち合わせていませんからね。
同じ金額で買付が出てきたとしたら、元付けが注意するポイントは
うるさくない買主か
ちゃんと決済できる買主か
そしてボーナスが自分に入るか
この3点で品定めします。
これから物件を買う人はぜひ上記の事を頭に叩き込んで
日々物件探しをしてみてください。