こんにちわ伯です。売れない不動産を売る方法というなんとも魔法みたいなことを謡っていますが、具体的な話をすればありますね。
大前提:価格さえ適正ならこの世の不動産の9割以上は売れる。
ここが大前提です。価格さえ間違えなければ売れます。いくら時間がかかろうが売れます。だけど、時間の制約があるわけで、値段の制約があるわけで、って理由で早めに売らなければいけないって時のみに使える小手先のワザだと思ってください。
高い不動産を無理くり売る方法ではございません。
未公開※限定で売る。特別感を出す。
誰にも知られていない、案件ってのは紹介された側ってのは嬉しいものなのです。不動産ってのは唯一無二の商品なので、この戦法が使えます。要するに特別感を出すのです。ただし、ただ単にこれって未公開なんですよ、なんていうのはナンセンスです。
言い方ひとつで印象はガラリと変わります。例えばスーパーのレジで同じ割引商品でも通常パターンとこっちのパターンで印象が違います。
通常パターン
これお願いしまーす。
はーい、お会計ですね、
こちらのお肉は3割引きとなっていますので、割引させていただきます。
特別感出すパターン
これお願いしまーす。
はーい、お会計ですね。
あ、こちらのお肉は今だけ 3割引きとなっていますので、割引させていただきますねー
まーこんな感じで、今だけとか、お客様だけとかの限定言葉を使ったあげることによって、特別感を演出することができます。こういうのは不動産を売るだけでなく、どこの場面でも使えるちょっとした技法なので、覚えとくといいかもしれません。
近隣の人に売る。
これもそうですね、昔はインターネットがなく、いろんなエリアの情報が乏しく、比較対象がしにくい時代のときは土地は隣3件に売れなんて言葉が格言としてありましたが、いろんな情報が取得できる現代でもこの法則は生きています。自分の家の隣が売り出されていたらやっぱり気になりません?その土地のことはそこに住んでいる人が一番知っているんです。お金があって、予算以内ならおそらく隣の土地は誰でも欲しいものなんではないでしょうかね。少なくとも不動産を売る際というのは隣地に声がけするのは鉄則です。※マンション以外
その土地にあるエリアの地場不動産会社、銀行、ハウスメーカー
とパイプを持っておく。
これは上記2つとはちょっと違うアプローチです。売る物件の種類によって上記のような不動産会社や銀行、ハウスメーカーに話を持っていくのです。長くその土地で営業をしているところは必ずと言っていいほど、客を持っています。うまく条件に当てはまれば、一瞬で買い手がつくと思います。
とまー、大きく分けるとこの3ステップを踏んだ後にホームページに公開したり、チラシを撒いたり、レインズに乗っけたりという順番がいいかと思います。
売る物件の担当もしくは所有者としてはこれだけ動いたよってのがあれば、いきなりレインズとかに出して買いたいという購入客が来ても、安すぎたのだろうか?とか、もうちょい待てばもっといい客がくるんじゃないかっていう余計な考えを持ち込まずに済みます。不動産というのは買い手が来た時点で売るべきものです。でないと機会損失します。不動産を売る担当も所有者もそのことを念頭において売却活動するべきです。でないと適切なタイミングを見失い、売れなくってしまうかもしれないからです。肝に銘じておきましょう。売ると決めたら、話が来たタイミングで売る。以上です。