不動産を売却するなら

買取再販営業の日々

不動産を売却したいと思うときはどんなときだろうか。多くの人はその不動産が自分にとって不要になったときだと思う。

不要だなと思う理由としては

  • ・子供生まれたなどのライフスタイルの変化
  • ・相続で受け取った不動産
  • ・自身の借金返済などのお金を用意するための売却
  • ・投資用などの場合、資産の入れ替えの為など・・・

ざっと書いたところでこんなのがあると思います。不動産を売却する際一番に悩むのはどこに相談するか、本日はその長年の疑問にたった一つの回答で答えようと思っています。

その答えとは、相見積もりを取れ。これだけです。詳しく話していきます。そもそも不動産というのは売る人がいれば買う人がいるというように相対的な取引なわけですが、

買う側と売る側では考えていることが全く異なります。まず売る側というのは高く売れることしかほぼほぼ考えておりません。なぜって?自分にとって今の不動産が理由がどうあれ不要だから。売る基準は高いかどうか。中には変わっている人もいて誰に売るかというポイントで考えている人もいます。これは買う人にも一定数いて著名な方の家ならいくらでも高く買うっていう人もいます。

しかし、買う側っていうのは一円でも安く買いたいっていうのはもちろんですが、そこに至るための判断材料が多いです。実需であれば、対象地までの道のりは安全か、電灯は多いのか、学区はどうか、銀行の審査は通りそうか、家族や親族の了承は取れるか、資金はあるか、ライフスタイルの変化に対応するための準備は万全か、など、

投資用目的なら、利回りはもちろん、今後の人口動態や物件自体の評価はもちろんのこと、出口戦略も考えなければなりません。売る側と比べてどうでしょう?判断材料が多いですね。身銭を切って買うというのはつまりそういうことです。どちらも損はしたくないのは当たり前ですが、損と判断するのが売却価格の売る側と違って買う側はたくさん査定ポイントがあるのです。

物件主体で考える買う側と違い、売る側のポイントは価格が重視なので、誰に任せるかが重要なこととなるのです。

不動産というのは誰が売ってもそんなに値段は変わりませんし※少し上記と矛盾しますが、下まで読んでいただければ幸いです。売る方法もどこに頼んでもそんなに変わりません。ということは信頼できる人に頼めるかどうか、この人の言うことであれば信じれるとそういう人に売却を依頼するべきなのです。

でも、不動産の売却の場面なんて僕らみたいな業者や投資家でないとそうそうあるイベントではありません。だからこそ、相見積もりを取り、いろんな業者さんに会うべきなのです。営業マンの知識や人柄を感じ、信頼できるなと思えば頼めばいいのです。試しにインターネットで3.4社に査定してみてください。価格はどこも乖離は大きくないはずです。そりゃ高く売れることに越したことはないですが、あまり売却期間が長くて売れ残り物件として周りに周知されても意味はありません。

どうせなら適正価格でスパッと売るべきなのです。売却活動をして3か月間何も動きがないならその価格設定は大幅に間違っている可能性が高いと考えられます。良い物件※適正価格の物件は表に出した瞬間に即売れます。

価格設定が間違っているなと思う目安は2週間ごとに区切ったとき、物件自体の問い合わせが5件以上、内見が2件以上入らなければ間違っているもしくは物件自体を当て物※ほかに客付け営業が決めたい物件や、お客様にインパクトをつけ決断させやすくするために、決める気のない物件を見せること。にされている可能性があります。

あくまで目安ですが、総合して3か月以内に売れないのなら価格が間違っていると考えていいでしょう。と物件を売る場合に注視するポイントとすればこんなところです。

まとめます。まずは業者の相見積もりを依頼して、知識や人柄を吟味して相性の合う営業マンを見つけましょう。3か月間売却活動をした際に売れなかった場合は価格が間違っているので、値段を下げるもしくは売る時期を急いでいないなら一度販売活動をやめて、物件が動きやすい時期※3月(新生活やライススタイルの変化)や9月(法人の場合の異動や決算時期)、12月(同じく会社の異動や会社決算時期)などに売り出しをもう一度かけてみるってのもいいかもしれません。

注意点としては販売活動を促進するためにずーっとポータルサイトに売り物件を出している人がいますが、あれはやめたほうがいいです。周知するという意味では役立っていますが、6か月以上掲載されている物件は物件の新鮮味がありません。仲介営業マンも売れ残りだと思い、紹介回数も減りますし、ずーっと掲載しているということは値段交渉をしやすいと勘違いされる可能性もあります。売主にとってはメリットよりデメリットが多いです。以上物件を売却する際の指標になれば幸いです。

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