一般の売主が買い取り業者に買わせるメリットとは?

こんにちわ伯です。本日はエンドの売主様が買い取り業者に買わせるメリットというのを話していきたいと思います。サクッと話しますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

簡単に話をすると買い取り業者に買わせるメリットというのは4つあります。

現況瑕疵担保責任免責で
買ってもらう。

これが一番で最大のメリットじゃないでしょうかね。
買い取り業者には売主が物件に関して知っている瑕疵を含め、予見できなかった瑕疵までをひっくるめて免責にして買ってくれるという売主が嬉しい免罪符があります。瑕疵というのはどういうものか?例えば

  • マンションであれば給排水管の水漏れ
  • 戸建てであれば、雨漏り、建具の不具合など

要するに物件購入後に買主様が不具合を告知してきても、売主は何ら責任を負いませんよというものです。
ただ、売主が知ってて告知しなかったものは免責の対象外になりますので、
くれぐれもご注意くださいね。隣地にキチ〇イがいたり、下水道管が越境していたりなど、告知して買っていれば業者は何も言いませんが、告知を怠って、もし、それがもともと売主様が知っているというのがバレてしまった場合、責任は一般エンド様同様、免れません。知っていることはすべて話して、その上で業者に買ってもらいましょう。

仲介手数料がかからない。

仲介手数料がかからないというのは売主と買主しかいないので、当たり前といえば当たり前なのですが、これが意外と大きな費用なんです。
通常、仲介手数料は物件価格の3パーセントです。
なんだ、3パーセントかと思う人もいるかもしれませんが、物件の売買に関してかかる諸費用は登録免許税、不動産取得税、ローン抹消費用、金融機関への事務手数料、所有権移転費用、司法書士への手数料、などなど。(売主、買主にかかる費用ここでは一緒にしました。)
すべての諸費用含めると物件価格の1割つまり10パーセントが諸費用となります。そのうち3パーセントがなくなるというのはコストダウンとしてはかなり良いですよ。物件価格5000万円なら、諸費用500万円かかるところが350万円で済むということになります。浮いた150万円で家族と一緒に素敵なディナーへ出かけられます。

意思疎通が早い。

これは隠れたメリットですが、結局は間に介在する人間がいないというのは、売る、買うの判断が早いということです。通常、仲介会社を入れると直接的にやりとりができなくなるので、どうしてもタイムラグが生まれますが、買取の場合はそのラグがないです。ただ、言いずらいことがあると、直接相手に話さなければならないというデメリットも同時に発生しますが・・・・

近隣に知られずに即現金化

これも大きなメリットです。買取を直接する場合、1対1なので、意思疎通が早いです。買います。売りますで終わりですからね。
通常、一般の買主を探す場合は広く広告活動をする必要があります。
自社にその売り物件の条件にピッタリ当てはまるお客さんがいれば別ですが、そんなパターンそうそうありません。
なので、レインズという業者専用のサイトに載せたり、スーモ、ホームズなどに代表されるポータルサイトに載せて集客します。
昔僕が小さいころにあったのですが、うちのオカンとかが、近所のママ友たちとどこどこのお宅は今いくらで売り出してるらしいのよ、なんて会話を子供ながらに聞いていたのを覚えています。やはり売りに出る物件というのは近隣の人には知られるものです。だいたいの不動産会社の物件担当の人間はまず、近隣にチラシ撒きやお知らせすることから始めますからね。みんなが知っているのも当たり前です。内内で処理したいとか、早く現金化したいなどの要望がある場合は、業者さんへの買取が有効です。

以上、こんなところでしょうか。
こういうメリットを考えてみると、普通に嬉しいのは瑕疵担保免責と仲介手数料がかからないていうのは嬉しいですね。
ここでは触れていませんが、やっぱり、物件の相場で考えた場合、買取屋の値段は下がります。僕たちは事業をして利益を出さないとまずいですからね。
そこの点を了承していただける売主様にお客さんになってほしいですね。
それでは、お疲れ様です。

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