何を成す?俺は、あなたは何のために生まれた?

伯の頭の中

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何のために生まれたか?

僕は小さいころからこの疑問を幾度も幾度も自問自答しています。人間、生まれてから死ぬまでおおよそ80年から90年ぐらいだと思いますが、そのうち身体がエネルギッシュな時は決められています。その間に何を成すか、思うに人が生まれてきた意味というのは命を繋ぐためです。結論は次世代に命を繋ぐために生きていると思っています。人間以外の生物を見ていれば分かります。微生物などの細菌から大型動物、植物に至るまですべてがこの原則に則って生きています。しかし、思考が発達している人間にはアイデンティティというのが芽生えています。命を繋ぐだけでない、自分だけのものを何か成し遂げたい、あるいは残したいと思っています。

だけど、9割以上の人間が生きていて、この世で何を成すかを見つけられないまま、老いがきて、死にます。それはさながら遺伝子をただ残すためだけの乗り物のように・・・そんなの嫌ですよね?少なくとも私は嫌です。自分だけの自分がこの世で生きてきた証を何かのもので残したい、そう考えています。子供も授かりたいと思っていますが、それは基本原則の話で私が言っているのは、自分の力で表現したものです。

アーティストなら歌や創作物、スポーツ選手なら試合でのスーパープレイ、漫画家なら自分の漫画やアニメ、こと不動産業界でなら自社ブランド建設ってな具合です。自分が死んでからも後世の人たちから思い出してもらうために、それが地球の長いようで短い歴史の中で生まれた自分の存在意義だとも思っているから。だからたまにやりたいことが明確でないときに恐怖に包まれる時があります。あれ、俺何しているんだろ?みたいな、ただ毎日、仕事して、生活して、飲み会にいく日々が時々恐ろしくなるのです。無駄に命を消費している感覚に襲われて・・怠惰な生活にハリを出そうと、資格勉強したり、語学勉強したり、趣味に没頭したりしますが、何かしっくりこない感覚、これじゃない、こういうことがしたいのではない。誰もが一度は抱いたことがある感覚、俺は何者なのだろうか?と。

そういうときは明日もし、自分が、あなたが死ぬとして、今一番何をしたいのか?この答えがおそらく、上記の疑問から抜け出す道筋となる気がします。誰でもみんな死にますが、すぐ死ぬとは思っていません。だから人生、生ぬるく生きて、必死で自分の道を探そうとしない。先進国と比べて貧困の国ではやりたいことや資源やリソースが足りなくて、そもそも選択の自由がないですが、ここは日本、先進国です。ほぼほぼ、自分のやりたいことは本気でやれば実行できる環境なはず。それでもやらないのは怠惰で甘えているからだと思っています。

明日もし死ぬなら何をして、何を思うか、その答えの積み重ねが自分の人生で本当にやりたい、残したいものへと繋がっていくのだと信じて、己を信じて、これから遠い未来の人生の最後の日、せいいっぱいこの世を楽しんだと満喫したといい叫んでくたばってやろうと思います。肉体は死ぬが、俺の想いは永遠に繋がっていくみたいな。感謝の気持ちを忘れずに、次世代に残していくために、今日も本気で生きよう。一人ではおそらく自分の成し遂げたいということはできないです。

だから、仲間を作ろう。友達とは?取引先とは?自分の成し遂げたいことを応援し、援助してくれる仲間であると考えています。会社の組織も一緒です。会社の成し遂げたいことというのはその会社を作った代表者の意思です。その中にいる従業員というのは、代表者の意思、俗にいうビジョンや理念に共感し代表=会社の成し遂げたいことを助ける仲間です。そう考えると会社の理念やビジョンていうのはバカにできないものですよね。日々に忙殺されず、ちゃんと自分の生きている意味を考えて過ごしましょう。これは自分にむけてのメッセージでもあります。これからもよろしくお願いいたします。

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